後半戦の新戦力として、チームを支えているのがジウシーニョだ。得点はまだないが、「チーム全体が徐々に成長していることがはっきり分かる。自分が点を取れなくても、味方が取って勝っているので、焦らなくていい」と充実した日々を送っている。
31日の磐田戦は、4年間在籍した古巣が初めて対戦相手となる。ジウシーニョに聞くと、複雑な気持ちよりも、楽しみという想いが強いようだ。「磐田はクラブ全体がいい雰囲気で迎え入れてくれた。4年間いて嫌な思いをするようなトラブルは一つもなかったし、サポーターに愛されているという気持ちも味わえた。みんなと再会できることはうれしい」と思いを語ってくれた。
しかし今の彼はもちろん甲府の選手。そして15位・甲府と17位・磐田の対決は、残留争いの行方に影響する大一番である。「みんなと話ができればいい」という想いはあるが、それはあくまでも「しっかり勝った後に」(ジウシーニョ)だ。
甲府の選手名鑑(クラブ公式サイト)
(甲府担当 大島和人)
2013/08/29 18:43