最近、印象的な選手がいる。30日の練習後、ヤキモフスキーが向かったのは居残りシュート練習。この日は喜熨斗勝史フィジカルコーチと一緒に、黙々と。
この日だけではない。最近の彼は毎日のように居残り練習へと向かい、ひたすらシュートを打ち続けている。今季、新加入以降は思うようなプレーを出せずにもがいているが、サッカーに対する勤勉さは練習に勤しむ姿から伝わってくる。
22日のアーセナル戦後、ストイコビッチ監督は恩師・ベンゲル監督からこんな言葉をかけられたそうだ。
「外国籍選手にもっと期待しても良いのではないかという話がありました。ベンゲルさんによれば、ケネディとヤキモフスキー、ダニルソンはもっとできると。このチームに変化を作ってくれると。それは私も本当だと思う」
ピクシーは、28日とそしてこの日も、彼に声をかけていた。そしてそれに応えようと、黙々と努力を続けている男がいた。
名古屋の選手名鑑(クラブ公式サイト)
(名古屋担当 村本裕太)
2013/07/30 18:23