今週のトレーニングに一人見慣れないスタッフがいる。反町康治監督の指導風景に目を見張り、時折手元のノートにペンを走らせている。
その正体はFC琉球(JFL)の薩川了洋監督だった。現在、薩川監督はS級ライセンス取得のため1週間の実地研修中。「J1クラブよりも、JFLからJ2に昇格した松本の環境を見たいと思った」と自ら手を挙げたという。反町監督、柴田峡コーチ、エルシオフィジカルコーチはみんな横浜フリューゲルス時代から面識があったことも決め手の一つになったようだ。
「練習の雰囲気も良いし、意識も高い。ソリさんの選手への声かけなども勉強になる」と語る薩川監督。昨季までは長野パルセイロで指揮を執っていたこともあり、松本サポーターの認知度は高く、「声をかけてもらえるのはうれしいものだね」と笑顔を浮かべる。
今節の札幌戦後に沖縄へと戻り、JFL第21節・町田戦のベンチに入る。
松本の選手名鑑(クラブ公式サイト)
(松本担当 多岐太宿)
2013/07/18 16:08