第16節は東アジアカップに臨む日本代表メンバー発表直前の試合。広島対C大阪のカードは代表候補が多く集う注目の一戦だ。特に佐藤寿人と柿谷曜一郎のストライカー対決は大きな見どころとなるが、中盤も熱い。広島は青山敏弘や高萩洋次郎、C大阪は扇原貴宏や山口螢が候補に挙がっていると言われており、激しいバトルが繰り広げられそうだ。
12日にEスタでの調整を終えた青山は、代表について質問を受けると「意識してやっている」と代表入りへ強い意欲を示し、C大阪戦についても「試合の流れや勝敗が決まるところは、セカンド、ルーズボールのところ。相手も中盤にいい選手が揃っているけど、そこにはこだわっていきたい。組織として守って粘り強くやりたいし、奪ってから攻撃に出ることが自分の持ち味。カウンターにもどれだけ走っていけるかだと思うし、C大阪もカウンターは速い。出した後に動いてくるので、2列目の動き出しはしっかりとケアしたい」と意気込みを語った。
(広島担当 寺田弘幸)
2013/07/12 19:25