10日の新門司は夏の日差しも眩しく、とても暑かった。午前中に行われた練習で選手たちは、滝のように流れる汗を出しながら、今節のG大阪戦に向けて始動した。
後半行われたミニゲームで、一際勢力的に動いていたのが新井純平だ。小気味の良いパス、力強いシュートで先発へアピール。第21節の岐阜戦は途中からの出場となったが、相手に勝ち越しされるキッカケとなるファウルを犯してしまった。「先輩たちに『引きずるなよ』と言われ、少し気持ちがラクになりました」と、彼の中ではもう消化されており、心配はいらない。
「ガンバは個の能力も高いし、組織もしっかりしている。だけど相手を気にせず、チームの決め事の中で、自分の良さを出したい。やれる自信はある」。強豪・G大阪を相手に、どんなプレーを見せてくれるか、今から楽しみだ。
北九州の選手名鑑(クラブ公式サイト)
(北九州担当 坂本真)
2013/07/10 19:00