Jリーグ再開を2日後に控えた4日。C大阪は紅白戦などで調整を行った。注目された布陣はナビスコカップ準々決勝第戦2戦と同じ[4-2-3-1]。「あの形でいいサッカーができていた。バランスもよかった」とレヴィー・クルピ監督は継続の構えだ。トップ下に入ったシンプリシオは、「イタリアで4年間やっていたポジションだし、難しいことはない。チームとして、より成熟させていくことが大事」と話す。
浦和戦ではワントップに対する難しさも口にしていた柿谷曜一朗は、「次はもう少しうまくプレーしたい。真ん中で体を張るプレーは昔からあまりしたことはないけど、泥臭くボールを収めるプレーも必要」と役割について言及した。その柿谷に3日の栃木戦で得点を決めたカズこと三浦知良のゴールについて尋ねると、「うまかったですね。ファーストタッチで決まりましたね。今どきの選手っぽいゴールだったし、形は(香川)真司くんっぽかった」と、“キング”のゴールから刺激を受けていた。
C大阪の選手名鑑(クラブ公式サイト)
(C大阪担当 小田尚史)
2013/07/04 20:20