26日の練習は9vs9、11vs11、3vs3のハーフコートマッチなどがみっちり2時間続いた。9vs9のメニューは “ハンディキャップ付き”のミニゲーム。ゴールがピッチの片側に2つ、もう一方に一つ置かれているが、GKはどちらも一人しかいない。“ゴール2つ側”の守備は、必然的に片方のゴールが空く。
これは二つのゴールに向かって攻める側に、奪った後の素早い切り替え、ゴールに直結したプレーを促す工夫だ。守備側にとっては、「声を掛けないと絶対に守れない」(城福浩監督)ルール設定で、「コーチングの質、タイミングの練習」(荻晃太)という意味付けがある。さらに「ボールに行かないと決められちゃう。切り替えでボールに行くというところも大事にしたかった」(城福監督)という狙いがあった。
ハンデ戦は選手、サイドを入れ替えつつ30分間行われ、“TEAMゴール2個”が“TEAMゴール1個”を8-2で順当に下した。
甲府の選手名鑑(クラブ公式サイト)
(甲府担当 大島和人)
2013/06/26 17:40