C大阪戦を2日後に控えた21日、大原サッカー場が一時騒然となるアクシデントが起こった。
ゲームが始まって約15分が経過し、2回目の給水タイムとなったときのこと。ペトロヴィッチ監督はレギュラー組でプレーしていた原口元気とマルシオ・リシャルデスの交代を命じた。すると原口は怒りをあらわにし、ピッチの外へ。制止しようとするチームメイトを振り切り、クーラーボックスを蹴った。
さらには、この“謀反”に柏木陽介が激怒するなど、グラウンド内は混沌とした雰囲気に。その後、ペトロヴィッチ監督が原口を含めた全員を集めてミーティング。練習はそのまま終了となった。
これについて柏木は「俺らはやり続けるだけ。これでブレていてもしょうがない」と話し、槙野智章は「チームにとってマイナスになるとは思わないし、さらに結束を深められればいい。今日のことは今日で終わりにして、明日からまたしっかりやりたい」と前向きに捉えつつ、気持ちを切り替えることの重要性を説いた。
浦和の選手名鑑(クラブ公式サイト)
(浦和担当 菊地正典)
2013/06/21 19:35