4日(土)の練習からチームに合流している新戦力の韓国人MFイ・グノ選手(19)。遅くなりましたが、本人のコメントを紹介します。
■MF 33 イ グノ選手コメント
――チームに合流して。
「最初のプロチームということで緊張感を持ってチームに入ったが、チームメートが面倒を見てくれて溶け込みやすい雰囲気だった。チームではお互いが力を出し合えるように頑張りたい」
――ご自身のセールスポイントは?
「もちろん守備でも貢献したいし、1対1でのドリブル突破やフィニッシュ、そしてクロスボールなどでチームに貢献したい」
――日本サッカーへの印象は?
「韓国はスピードやパワーが優れていると思うが、日本はポゼッションや細かいパスサッカーを展開しているなという印象。JリーグのクラブはACLで見ていた。Kリーグのクラブに比べて、ドリブル、パスなど質の高いサッカーを展開している。また日本のサポーターはサッカーに関心が高く、情熱的だと思う」
――日本という国への印象は?
「まだ来日して日が浅いので、チームのことしか分からないが、非常に面倒見もいいし、フレンドリー。溶け込みやすい雰囲気だなと思う」
――先輩であるチョ・ヨンチョル選手に教わっていることで印象的なことは?
「まずは監督のスタイルや、監督がやりたいことを把握することが一番大事だと教えてもらった」
――いま、ハマっていることは?
「韓国の友人とメールで連絡を取ったりしています」
――覚えた日本語は?
「オネガイシマス。ホントウニ。ナニ? イタダキマス。ゴチソウサマ。オツカレ。ウッス…」
6月に練習生としてチーム練習に参加し、契約を勝ち取ったイ・グノ選手。最近はKリーグを経ずにJリーグ入りする韓国人選手が増えていますが、イ・グノ選手も「以前からJリーグでやりたいという考えはあった」。また、Jリーグ挑戦については「Jリーグで通用するかという不安もあるが、期待感のほうが大きい」と言います。練習生だった当時、チームメートの前で、韓国で流行っている一発芸を披露。チームメートのハートをつかみ、イ選手はすでにチームに溶け込んでいます。今後の活躍が楽しみな19歳のチャレンジを、見守りたいと思います。
【PROFILE】
MF 33 イ グノ(LEE KEUN HO)
1993年2月27日生まれ、19歳。韓国出身。172cm/65kg。東北中学→FCソウル→FC KHT(以上、韓国)を経て、今年8月大宮に加入。
最後に告知です。10・11日(金・土)発売の『EL GOLAZO』(エルゴラ)ではJ1第21節・大宮アルディージャvsサンフレッチェ広島を徹底プレビュー。大宮視点のマッチプレビューと現在2試合連続ゴール中のあの選手にスポットを当てたコラムを掲載しています。そちらも合わせてご覧ください。
(大宮担当 郡司聡)
2012/08/10 11:05