22日、ヴェルディグラウンドに見慣れぬ選手の姿があった。それは元日本代表MF小野伸二(豪州Aリーグ・ウエスタンシドニー)。
翌日(23日)に東京・国立競技場で行われる元日本代表MF藤田俊哉さんの送別試合出場のため、コンディション調整を兼ねて練習に参加したという。
豪州でのシーズンを終えた後、「1カ月以上体を動かしていなかった」という小野は「まだ体は作れていない」というものの、ミニゲームなどフルメニューをこなし、確実にゴールを陥れるシュート技術や視野の広さを生かしたミドルレンジの正確なパスなどで存在感を示していた。
帰国後、東京Vのリーグ戦3試合をスタジアムで観戦したという小野は「ヴェルディはポテンシャルを持っているチーム。もっと上に行くためには自分たちを追い込んで結果を追求しないといけない」と、激励の言葉を残した。
(東京V担当 郡司聡)
2013/05/22 13:23