16日、岐阜は2部練習を行った。全員参加の午前練習を行うと、若手主体の午後練習へ。水野泰輔ら平成生まれの選手たちが汗を流す姿は毎週の通例となっている。
この日はシュート練習などを約1時間。人数が少ないため、できることも限られているが、試合出場の少ない彼らにとっては貴重な時間となっているようだ。
「高校のときはずっと試合に出ていたので、知らずと体のキレみたいなモノが身に付いていた。でもプロになって(高校時代に比べ)練習量が減って、体のふとしたときのフットワークやステップワークが落ちてきたりする感覚があった」
名古屋U-18時代、パスセンスあふれる司令塔として常に先発を張ってきた水野の弁だ。そして、「いまはホント試合に出たい」と言えるほど飢えている。
現在はベテラン勢の孤軍奮闘が光る岐阜。最下位を脱するためにも、行徳浩二監督が大きな期待を寄せる“平成組”の台頭は欠かせない。
(岐阜担当 村本裕太)
2013/05/16 19:29