怪力ブラジリアンが久しぶりに練習場のピッチに帰ってきた。今季、チームが始動して間もない2月上旬に練習に左ひざ蓋骨下極骨折で出遅れていたアライールがようやく練習場で明るい笑顔を見せた。当初、全治1カ月と診断されたが、負傷箇所の骨が思うように付かず、3月中旬にボルトで結合する手術に踏み切っていた。先週までは痛々しいギプス姿でリハビリおよび上半身の筋力トレーニングに励んでいたが、ついにそのギプスも取り外された。
そして今週の練習から練習場のピッチに出て、まずはウォーキング中心のメニューを開始。ウォーキング中はチーフトレーナーの山本氏を相手に、片言の日本語を駆使してブラジルサッカー業界について熱弁を振るうなどアツさは相変わらず。復帰時期について山本氏は「6月下旬から7月上旬かな」と話し、後半戦からは新たにポジション争いに加わってくるメドは立っている様子。まず、復帰への第一歩をしっかり踏み込んだ。
(愛媛担当 松本隆志)
2013/05/16 19:18