「変わりましたね…」と清水の変貌に驚いているのが、CBの青山直晃だ。次戦で対決する清水は05年から10年までプレーした青山の古巣だが、知っている選手は「(杉山)浩太さんと平岡(康裕)くらいですかね? ほとんどいないです」と言うほど、短期間で選手が入れ替わった。清水に対する懐かしさはあるというが、「古巣というよりも、新しいチームとやるという感覚」と試合に臨む心境を口にする。
第8節の横浜FM戦では、11年、12年と2季プレーした古巣から、ロスタイムに劇的な同点ゴールを決めた青山。しかしこの試合は気持ちが入り過ぎたのか前日晩に発熱し、当日朝まで食事もできないというコンディションだった。清水相手にも“古巣キラー”ぶりを発揮したいところだが、入れ込み過ぎには気を付けたい。
(甲府担当 大島和人)
2013/05/08 18:05