前節の群馬戦で今季4得点目を決めた大崎淳矢。個人としては順調にゴールを重ねているが、第8節の札幌戦と同様、自身の先制点後にチームが逆転負けを喫したとあって、笑顔全開とはいかない。1日の練習後も、「個人として点が取れても、チームが勝たないとうれしくない。チームの結果につながる得点を取りたい」と話した。
また、群馬戦では、広島ユース時代の先輩である平繁龍一に目の前で2点を決められたとあって、悔しさも倍増。そして、今節相手の鳥取にも広島ユース時代の2年先輩である横竹翔がいる。互いのポジション的にもマッチアップする場面は多いはず。対戦を前に大崎は、「ユースのときは、自分が1年のときの3年ということで、『敵わないな』という感じだったけど、プロで対戦する以上、倒したい。フィジカルでは勝てないので、運動量豊富に走ることで対抗したい。翔くんはそこまで運動量の多い選手ではないので」と、マッチアップしたときのイメージを膨らませた。
(徳島担当 小田尚史)
2013/05/01 20:31