リーグ戦では3度目の激突となる東京V・三浦泰年監督と横浜FC・山口素弘監督。対戦成績は1勝1分とまったくの五分だが、北九州のホーム・本城陸上競技場で行われた昨季の第13節では、山口監督が三浦監督の実弟・三浦知良を先発起用するなど、見ごたえのある対戦が続いている。ちなみに、三浦監督による“監督・山口素弘像”とは――。「非常に現実的にしっかりとした結果を追求して試合をコントロールしてくる監督だなと思う。解説者を長く務めて、海外の試合を数多く見た人は、どちらかというと理想に走りがちだが、昨季戦った印象では、山口監督は現実的に戦ってくる監督だなと思う」。どうやら三浦監督の眼に、山口監督は“リアリスト”と映っているようだが、話の最後には「でも深いところまでは分からない。僕は山口監督の“ヤマラー”というわけではないから(笑)」と話し、オチを付けることも忘れなかった。
(東京V担当 郡司聡)
2013/04/30 23:37