日本サッカー協会の次期技術委員長候補として名前が挙がったJ1鹿島の鈴木満常務取締役強化部長は、すでに協会からのオファーを断っていたことを明かした。
確かに、かなり以前から候補として噂され実際にオファーも受けていた。しかし、その後何も動きがなかったため、その話題は沈静化していたのだが、先日のスポーツ紙の報道があったことで再び加熱。20数人から問い合わせの電話があり、中には代理人から次期監督候補の売り込みまであったそうだ。
とはいえ、鹿島がこれまで獲得してきた国内最多の16冠獲得に大きく貢献し、クラブの礎を築いた人物だけに、その手腕が高く評価されるのは当然のこと。いわば日本代表の”強化部長”と言える技術委員長の座で辣腕を振るう姿も見てみたかった。
(鹿島担当 田中滋)
2014/06/26 18:30