ブラジルW杯真っ最中でも、J2は毎週末熱い戦いが続いている。そんなJ2を舞台に戦う選手たちだが、W杯を見ていろいろなことを思うようだ。主将の田村直也は、南米勢の躍進と欧州勢の不振を通じて、「環境はすごく大事だと思った。ホームのような雰囲気だけで選手はノビノビとプレーして力を発揮している」と感じたという
そして、そこから田村が感じ取ったモノへと話は続く。「自分のチームに置き換えると、若い選手たちが能力を発揮できる環境を作れるかが大事だと思った。自分はベンチやベンチ外もたくさん経験している。そういった選手への声がけ、出ている選手は出ていない選手のために戦う。そういうフォア・ザ・チーム(の行動)ができるようにしたい」。
あと2試合で今季の折り返し地点を迎えるJ2リーグ。田村の目指すチームに今季終了時まで、どれだけ近付けるだろうか。
(東京V担当 柴原貴彦)
2014/06/26 17:19