2日間のオフを挟んで、第7節の川崎F戦に備えている仙台。この試合からは再びJ1とACLを並行して戦うハードな日程が待っている。そのなかで「オフでしっかり気分転換できて、いいコンディションで試合に準備できています」と頼もしいのが太田吉彰。彼は磐田在籍時の04年と05年にACLを戦った経験を持つ。チームが上向きな状態のなか、このハードな連戦の中でも活躍が期待される太田は、「みんなが手を抜かず走り抜いて、中央のバランスをしっかり取ってくれている。だから自分はサイドでどんどんしかけてもっとチャンスを増やしたい」と意気込む。彼は2年前の4月23日、東日本大震災による中断期間から再開した緒戦であるアウェイ川崎F戦で「魂の同点弾」を決めた選手。直近の川崎F戦については「相手の攻撃の勢いに対して受けて立ってしまうと押されてしまう。自分たちのやり方を表現して勝ち、勢いをつけたい」と必勝を誓った。
(仙台担当 板垣晴朗)
2013/04/18 18:30