大宮は今節のC大阪戦に引き分け以上となれば、09年に鹿島が打ち立てたリーグ17戦無敗記録に並ぶ。だが、ベルデニック監督は「われわれは記録のためにサッカーをやっているのではない。シーズン最後にいい結果を残すためにやっている。あまりそういうことを気にしたことはない」とコメントした。これは監督だけでなく、ほとんどの選手からも同じような答えが返ってくる。
昨年までと何が大きく変わったのか。「一つは組織的なプレーの精度が高まったこと。もう一つは勝ち点を取り、ゲームを重ねていくうちに自信がついたことだ」と監督が分析するように、選手たちの意識が変わったことが大きい。記録よりも上位争いできるチームになれるかどうか。C大阪戦の本当のポイントはここにある。
(大宮担当 上野直彦)
2013/04/12 17:18