前節の栃木戦ではCKから同点に追い付かれて逆転負けを喫した。今季、セットプレーから失点したのはこれが初めてだが、ほかのチームに比べて長身の選手が少ないため、今後どれだけCKなどからの失点を防げるかは重要なポイントになる。
高さ不足を補うためキャンプの早い段階からセットプレーの守りについては練習を重ねてきた。ゾーンディフェンスを採用するなど工夫も凝らしている。第7節までCK、FKからの失点がなかったのはその成果といえよう。「これまでは失点がなく検討材料が少なかった。今回の反省を生かしてさらに修正していけばよい」と安間貴義監督。初失点を教訓にレベルアップを図り、弱みを強みに変えていきたい。
(富山担当 赤壁逸朗)
2013/04/11 19:40