日本サッカー協会は8月22日、23日に『サッカー日本代表 夏休み特別オンライン授業』を行った。小・中学生を対象に2日間で6つの授業を開催し、約400名が参加。ファミリーマートやadidas、クレディセゾン、キリンといった日本代表を応援している企業とともに、「からだや社会の仕組み」や「サッカーに関わる仕事」について、子どもたちがオンラインで学べる良い機会となった。
最終日23日の最後の授業は「サッカー日本代表アナリストの仕事」について。JFAテクニカルスタッフを務める片桐央視氏が講師を務め、ゲストの元日本代表・福西崇史とともに、アナリストの仕事を子どもたちに紹介した。18年ロシアW杯・セネガル戦でどのような分析を試合前にしていて、それがどのようにゴールにつながったのか、実際の分析映像や試合の映像を交えて説明した。
また、60分の講義の途中に日本代表の久保建英と南野拓実がサプライズゲストとしてビデオメッセージ形式で登場。久保は「分析は相手チームや個人、自分たちのチームの特徴や弱点を僕たち選手に伝えてくれる仕事。それを聞いて事前に相手の対策をすることで勝率もアップする」、南野は「自分のプレーに対してハーフタイムに『もっとこうしたほうがいい』とアドバイスをもらうこともある」と話し、二人ともアナリストの仕事に感謝を伝えた。
子どもたちから「どうやったらアナリストになれるのか」という質問も多く出るなど、この講義を通じてサッカーに関わる仕事の一つである「アナリスト」に興味を持ってもらえたようだった。
(BLOGOLA編集部)
2020/08/26 09:27