横浜FMとの親善試合を翌日に控え、来日中のマンチェスター・シティ(イングランド)の選手を招いた小学生対象のイベントが26日、都内で行われた。ミニフットボール大会を制した優勝チームには元スペイン代表で世界的クラッキのダビド・シルバらとミニゲームをする機会が与えられ、子どもたちは世界のスゴ技を肌で感じるとともに、目の前に現れたスターに大興奮していた。
イベントはプーマジャパン社が主催。『オレヲミロ シティ チャレンジカップ』と銘打たれたミニフットボール大会をとおして、マンチェスター・シティの選手と触れ合う貴重な機会が提供された。大会は4対4のミニゲーム形式で行われ、招待された4チームがトーナメント戦で争った。
決勝戦前にシルバをはじめ、UEFAネーションズリーグ初代王者に輝いたポルトガル代表のベルナルド・シウバ、ウクライナ代表のオレクサンドル・ジンチェンコの3選手が登場すると、参加者全員でハイタッチでお出迎え。決勝ではジンチェンコが主審を務めるサプライズがあった中、ソレイユFC(文京区)が猛攻を仕掛けて4-0で大田クラブを下し、3選手とのスペシャルゲームの挑戦権を勝ち取った。
スペシャルゲームでは選手3人に対し、子ども4人が出場する変則方式で行われ、シルバ、シウバ、ジンチェンコがそれぞれ手加減しながらも繊細なボールタッチやボールが足に吸い付いているような超絶テクニックを随所に披露し、大人も含めた観客を魅了。一方で結果は奮闘したソレイユFCが3-2で競り勝ち、“大金星”を挙げた。
また、障子を使ったキックターゲットなどが行われたほか、最後に参加者全員でのフォトセッションもあり、子どもたちは夢のようなひとときを過ごし、大満足の様子だった。
マンチェスター・シティの選手とプレーしたソレイユFCの加瀬輝一主将(12)は「同じ左利きのダビド・シルバ選手のファンです。パスの精度はすごかったし、ボールさばきもトラップも巧かった。将来はシルバ選手のようになりたいです」と目を輝かせていた。
横浜FMvsマンチェスター・シティは日産スタジアムで27日19時半にキックオフされる。
写真:大林 洋平
(千葉担当 大林洋平)
2019/07/26 15:59