今シーズンの明治安田J2リーグ開幕戦を前日に控えた23日、琉球vs福岡の開催地である沖縄で報道陣を集めたキックオフカンファレンスが行われ、琉球からは樋口靖洋監督をはじめ、上里一将、徳元悠平、上原慎也が出席。福岡はファビオ・ペッキア監督と鈴木惇が登壇した。
監督選手は琉球の新サポートガールズチーム『RIU・JO(リュージョ)』のアテンドとともに入場。照れくさそうな顔を見せながらもカメラマンの求めに応じ、ポーズを決めたあとに着席。また両チームの監督が登場した際は面と向かい合いながら握手をかわした。
会見が行われた那覇市の『アクアチッタナハ』の最上階にはカウンターバーが設置されており、選手の喉を潤す飲み物は水ではなく、沖縄の気分を味わってもらうためトロピカルドリンクを用意。福岡のペッキア監督は「(沖縄気分をもたらす)ドリンクを目の前に戦術の質問をされてハメられないようにしなければ」とジョークを交えて警戒心を示すと、会場からは笑い声が響き渡った。また、琉球の樋口監督はMCから「FC琉球を沖縄料理に例えると何?」という珍質問に対して、「沖縄そば」と即答。ほぼ毎日召し上がっているとのことで、お店によって味が違い奥深さがあるということにたとえ、「琉球のサッカーも見れば見るほど奥深い魅力あふれるサッカーを展開したい」と誠実に回答した。
開幕戦に向けチームの仕上がりについての質問に対し、福岡の鈴木が「もちろん100%です!」と断言すると、琉球の上原は「こっちは120%です!」と応酬。会見の最後に屋上プールの前で両チーム記念撮影を行い、終始和やかなムードのまま会見は終了した。
写真:仲本兼進
(琉球担当 仲本兼進)
2019/02/23 22:13