京都vs新潟の会場となる西京極で22日に行われた会見には、京都の中田一三新監督と今季の主将を務める宮吉拓実が登壇。まず指揮官が、「(開幕が)楽しみで仕方がない状態」とチーム状態への自信をのぞかせ、会見がスタートする。
このカードで注目を集めているのが、1万2~3千人の来場が想定されている観客数。これは、新体制発表会の場での中田監督の「開幕戦に2万人の方にきていただきたい」との発言を受け、クラブが観客動員に奔走した経緯があってのこと。中田監督は「2万人に7千人足りないので、まだまだ成長過程」としながらも、昨季の本拠地開幕戦から倍増が見込まれていることを踏まえ、「今季への期待という部分では非常に満足」と期待の大きさを受け止めていた。
4年ぶりに復帰した古巣でキャプテンマークを巻くことになった宮吉は、「(主将は)初めての経験。うまく導くことができないことも出てくるかと思うが、責任感をもって精一杯頑張りたい。それが僕個人の成長にもつながるし、僕個人が成長することによってチームの結果にもつながると思う」と、胸に秘めた覚悟を明かしている。
また、チームマスコットのパーサくん&コトノちゃんも飛び入り記者として参加。「僕のスタメン起用はいつ?」(パーサくん)、「(バレンタインの)チョコレートは何個もらった?」(コトノちゃん)と、監督らを困惑させるトリッキーな質問をぶつけ、会見場をなごませる一幕もあった。
写真:川瀬太補
(京都担当 川瀬太補)
2019/02/23 10:42