
ホーム最終戦を控える鳥栖に、頼れる存在が戻ってきた。
ケガで別メニュー調整が続いていた豊田陽平だがホーム最終戦を前にした今週の練習から全体練習に合流。チームとともにフルメニューを消化した。本人としては早期の合流に手ごたえを見せていたが、患部の画像診断を受けて、トレーナーからストップがかかり、慎重な調整が続いていた。それだけに、全体練習に合流し、本人も明るい表情をのぞかせていた。
復帰について豊田は「今日もチームメートに『2回目のおかえりですね』と言われました(苦笑)。ちょっと恥ずかしかったです。1年に2回も言われたら恥ずかしい」と苦笑い。夏にKリーグから復帰した際のことも引き合いに出してのイジりがあったようだ。
しかし、チームはJ1残留争いの渦中。そして、次節はホーム最終戦となる。「ケガしてしまったことは不甲斐ない。残り2試合、巻き返せるように頑張りたい。やっとサッカーができるようになったのでいい刺激を与えられるような存在になりたい」と話した。
夏に復帰したものの、まだゴールがないだけにホーム最終戦での戦列復帰、そして、ゴールという結果で本当の意味での『ただいま』をサポーターに届けたいところだ。
(鳥栖担当 杉山文宣)
2018/11/20 07:00