
4日に現役引退を発表した相模原のGK川口能活について、宮本恒靖監督が6日、囲み取材に応じた。
02年の日韓大会、06年のドイツ大会ではともに日本代表としてW杯を戦った宮本監督。43歳での引退について「(現役引退は)抗えないというか、誰にでも最後はくる。本当にいろいろなものを日本のサッカー界に残してくれたと思う」とW杯4大会を経験した偉大な守護神の足跡をこう評価した。
日本がまだW杯に出場していなかった当時から日本のゴールマウスを守り続けてきた川口だけに「そういう意味でも稀有な存在やと思います。ポーツマスにもいって、いろいろな経験をしてきた。(楢﨑)正剛との関係性とかも、生で直に見てきた自分としては、一つの時代が終わる気がする」としみじみ。プレー面の評価については「スーパーセーブというか、“やられた”と思うシュートを抜群の反射神経とか速さで止めてくれる。そういうプレーが多かった」と振り返ったあと、宮本監督は冗談めかして、W杯のワンシーンを切り取った。
「個人的には(ドイツ大会の)クロアチア戦でPKをとられたんですけど、能活が止めてくれたりして。お世話になりましたね(笑)」
最後に宮本監督は、こう労いの言葉を口にした。
「(川口は)想像以上にやったと思うんですよ。それぐらいこの年までやり続ける難しさも想像はできるし、僕がやってきたステージとはまた違うところでやり続けたというところに関してもリスペクトするところはある。また次が楽しみですね」
写真:下薗昌記
(G大阪担当 下薗昌記)
2018/11/06 20:46