ホームでの初陣を迎えるキン・ミョンヒ監督が心境を語った。
就任初戦となった仙台戦で勝利を挙げたものの、続く天皇杯・浦和戦では敗戦。2試合続けてのアウェイ戦だったが、今節はホームで初めて采配を振るうことになる。アウェイでの2試合について「アウェイはやっぱり、しんどかったですね。準備する時間もなかったし、選手たちもコンディションを少し、落とした感じもあった。アウェイが続くとこうなんだなというのは僕も初めて、経験しました。選手のときとは違う感じでした」と率直にその難しさを語った。
天皇杯では敗退し、これでリーグ戦での残留に目標をより定めていくことになる。ホーム初陣は長崎との九州ダービー、そして、残留争いの直接対決になる。「ホームで完売という中でいいサポートをしてもらえると思います。(ホームでの)初陣ですけど必ず、勝ちたいと思っています。選手たちも同じように思っているはずなのでそこでしっかり結果を出せたら」と大声援での後押しを期待し、勝利で報いることを強く誓っていた。
「長崎は負けたら終わりという状況でしょうし、ウチもここで必ず、勝っておきたいなというところ。どっちが強い気持ちをもってやれるか。時間帯によってのシミュレーションに関しても先制点がすごく大事になってくる」とこの一戦のポイントを語ったキン監督。難しいミッションに挑む指揮官がこの大一番でどんな采配を見せるのか。注目が集まる。
(鳥栖担当 杉山文宣)
2018/11/01 18:29