ホーム連戦となる今節の大分戦は、J2の優勝争いを占うと言ってもいい“大一番”。町田は“一戦必勝”を貫く中でも、選手たちはシーズン終盤に上位対決を戦えることに大きな価値を見いだしている。エースの鈴木孝司は「一戦一戦、大事に戦うことは変わりないけど、優勝を狙うにはそれを大きく左右する試合になる」と話し、大分戦に向けて、次第に気持ちを高ぶらせている。
もっとも、チーム内には3-4で敗れたアウェイゲームに雪辱を期す選手もいる。開始早々の12分に退場処分を食らった深津康太は「前回対戦の借りを返したい」と話した。いずれにしても、首位チームとの“ビッグゲーム”を前に、選手たちのモチベーションは最高潮に達しつつある。しかも今節はホームで戦えるアドバンテージも、勝利に燃える選手たちの後押しになるだろう。
「ホームのパワー・エネルギーをいただきながら、自分たちのすべてを出し切って、首位に立ち向かう試合を勝点3に変えたい」
チームを率いる相馬直樹監督は、野津田に集うファン・サポーターに向けて、力強い“共闘”を呼びかけた。
写真:郡司聡
(町田担当 郡司聡)
2018/10/13 10:18