2試合連続での先発出場そして定位置獲得を目指す松本の下川陽太が、今節・山形戦に向けて決意を述べた。
実に第6節・山口戦以来の先発起用となった前節・熊本戦では、左サイドのポジションで奮闘。守備面では3試合連続となるクリーンシートに貢献し、攻撃面でも相手陣内にたびたび進入するなど持ち味を見せた。「サイドでやられると失点につながるので、まずは守備を心がけた。前半の黒木(晃平)選手は裏を狙ってきて、後半の田中(達也)選手はドリブルで仕掛けてきた」と、前半と後半で対峙する選手が変わる中でも粘り強いディフェンスを披露したことには手ごたえをつかむ。
その上で迎える今節については「熊本同様にストロングな選手がサイドに置かれているので、堅い守備は前節そのままにシュートやクロスで終われるような形を作っていきたい」と、ゴールやアシストなどの結果を残したい考えだ。「ここまで試合になかなか出られない期間もあったが、何が自分に足りないのか模索しながらやってきた。だからこそ与えられたチャンスは無駄にしたくないし、結果を出していきたい」と意気込んでいる。
(松本担当 多岐太宿)
2018/09/29 10:44