「長友(佑都)さんは目標としている、憧れの選手なので、少しでも近づけるようにたくさん練習をしていきたい」。そう話すのは2年目の右SB小山内貴哉だ。高い身体能力が武器で、上下運動をストロングポイントとしている彼は、サイドこそ違えど、イタリアの名門インテルで活躍する日本代表SB長友に少しでも近づくべく努力を続けており、「インテルの試合は、できるだけチェックしている」。
同期の奈良竜樹や前貴之、榊翔太らがすでにリーグ戦デビューを果たしているなか、小山内はまだリーグ戦未出場。だが、「出られない悔しさや焦りはあるが、そうしたメンタル面での経験も生かしていきたい」と前を向く。今週の練習では主力組に入る場面もあるなど、そのときは間違いなく近づいている。まずはリーグ戦出場を果たし、長友に近づくための第一歩をつかみたい。
(札幌担当 斉藤宏則)
2013/04/05 18:07