新潟は12日、矢村健(新潟医療福祉大3年)の2020シーズン加入内定およびJFA・Jリーグ特別指定選手認定を発表した。背番号は39に決まった。
矢村は東京都出身の21歳。裏へ抜け出すセンスと泥臭いプレーが武器で、ゴールへの推進力と得点感覚に優れたストライカー。市立船橋高では原輝綺の1学年先輩にあたる。今季の北信越大学サッカーリーグ(1部)では19得点を挙げており、前期の得点王。リーグ10戦10勝で首位を走る新潟医福大のエースとして活躍している。
その得点力は、新潟との練習試合でも発揮してきた。7月1日の対戦では、終盤にハットトリックを挙げて3-0から3-3の同点に持ち込んだ。また9月9日の対戦でも、同点ゴールを決めて1-1としている。
7月30日には、新潟の練習生として東京朝鮮大との練習試合に出場。後半14分に川口尚紀のクロスからゴールを挙げて3-0での勝利に貢献するなど、アピールチャンスで結果を出し続けてきた。
矢村はクラブを通じて「1日も早く試合に絡める選手になり、大学、アルビレックスともに刺激を与えられる存在になります」とコメントしている。
写真:野本桂子
(新潟担当 野本桂子)
2018/09/13 07:00