徳島に19シーズンからの加入が決まった筑波大のDF鈴木大誠。星陵高時代には主将として同校を選手権初優勝へ導いた経歴もある。今季は特別指定選手として選手登録され、まずは8月末までチームに合流して練習参加する。
徳島と結んだプロ契約について「(強化担当が)リーグ戦や全国大会にわざわざ足を運んでいただいて、自分をチームの一員として欲しいと言っていただいたことが単純にありがたかったです」と感謝を述べた。また、谷池洋平強化担当が筑波大出身ということもあり、「クラブのことについて話しやすかったですし、クラブの魅力も聞かせてもらいました」と続けた。
徳島の魅力について「一番は育成型クラブ。若い選手が多く、試合に出場できる可能性のある環境です。クラブの中には2、3年目に花を開いてほしいという考え方もあると思いますが、自分の中では大卒の選手として1年目から戦いたい。成長できる環境であり、自分が本当に1年目から出場するんだ!という環境作りを魅力として感じました」。
自身のプレースタイルは「守備で味方を動かすことであり、ゴールを守る部分で体を張って失点を防ぐということに対して大きな仕事ができると思っています。攻撃に人数をかける中で自分はいかにリスクマネジメントをできるかどうか。守備面で支えることができれば攻撃の良さがより出るのではないかと考えています」とアピール。
また、8月末まで練習参加も決定し、すでに合流済み。「まずは筑波大と徳島さんの間で話をしていただいて、練習合流を許してくださったことに感謝しています。自分が練習参加することで筑波に対しても大きな貢献ができる選手になりたいという気持ちを監督・チームメイトにも汲み取っていただき、“1ヵ月離れてもいい”と言っていただいたことに本当に感謝しています」と大学、クラブの両者に感謝を述べた。
写真:柏原敏
(徳島担当 柏原敏)
2018/07/27 15:45