6月30日のJ2第21節・甲府戦で味方と交錯して頭部から落下し、試合後に脳震とうと診断されていたGK清水圭介が、日本サッカー協会が定める復帰プログラムを終えて練習に復帰している。
ただし、一つ変化したところが。頭に装着されたペトル・チェフ(アーセナル)を思わせるヘッドギアだ。
「合流したばかりのときは近くからのシュートに怖さを感じていましたけど、いまは怖さは全然ないです」と話すように脳震とうの影響はほぼなくなってはいるが、紅白戦を行った19日の練習には「念のために」ヘッドギアをつけて参加。「ドクターからは今月中はつけておくように言われています」とのことだ。
京都は日中の気温が連日39℃前後まで上がる猛暑が続いている。その中での慣れないヘッドギアには、かなり堪えている様子。「暑いから頭を濡らしてもすぐに蒸発するし、さらにそれがヘッドギアの中にこもってくる。つらいですよ」。
それでも清水は、「これがトレードマークになれば、むしろオイシイかな(笑)」と前向きな笑顔を見せている。
写真:川瀬太補
(京都担当 川瀬太補)
2018/07/20 07:01