4日の練習中、いつにも増して厳しい顔つきでトレーニングに励んでいた松本拓也に先月を振り返ってもらった。
「手探りの3月だったと思う。チームとしても個人としても、リーグ戦が始まって、どうなるのかと絶対にあった。チームの底上げが課題だと感じる。ベテランのほうが安定しているとは思うが、自分も含めて若い選手たちが、どれだけ目的を持ってやれるかが大事になる。(競争も芽生えて来た?)まだまだ甘い。勝ちにもっともっとこだわってやっていかないと。内容はどうであれ、まずは勝つことにこだわらなければ。常に勝利は目指していますが、勝ちという成功体験を得なければならない。特に今節・愛媛戦は、大敗した前節・千葉戦で学んだことを出す。ホームでは必ず勝たないと」。
話が終わった後に、1番自分に厳しい松本拓の顔に笑顔が戻った。
(北九州担当 坂本真)
2013/04/04 18:53