7日に対戦する千葉は、茨田陽生にとってよく知る選手たちがディフェンスラインに名を連ねる。近藤直也と増嶋竜也。柏時代に茨田がともにプレーした百戦錬磨の猛者たちだ。千葉との前回対戦では最後まで得点を奪えずに敗戦を喫しているだけに、攻撃陣の一員としても今節には期するところがある。
「レイソルで一緒にやっているドゥーさん(近藤)とマスくん(増嶋)が真ん中にいる。縦パスもクロスも簡単にいかないという印象はあります。その2枚をどう引きずり出して真ん中を空けるか。前回のジェフ戦ではGK(ロドリゲス)もすごく当たっていましたし、シュートチャンスを増やして1点でも多く点を取りたいと思います」
現在の茨田は右サイドハーフとして新境地を開拓中。近藤と増嶋のコンビをサイドに“引き出す”ことになれば、自然とマッチアップする形になるが、「なるべく体を張ってつぶれたいと思います」と泥臭いプレーもいとわない。かつての仲間との対決で成長を証明し、勝点3獲得に貢献したい。
(大宮担当 片村光博)
2018/07/04 20:16