
熱戦が続いているW杯ロシア大会。王者ドイツがグループステージで敗退したのは世界的な話題だが、G大阪のレヴィー ・クルピ監督も28日の練習後「サプライズだった」とドイツの早期敗退に驚きを隠さなかった。
母国ブラジルでは前回のブラジル大会で1-7の屈辱的な負けを喫しているドイツの醜態を喜ぶものも少なくないが、クルピ監督は「ドイツが負けたからと言って、特別な喜びなんてない。ブラジルにはドイツ系のブラジル人も多いからね」と話していた。C大阪時代からの右腕でもあるマテルヘッドコーチはクルピ監督の義兄弟で、やはりドイツ系のブラジル人。多民族国家ブラジルならではの配慮を指揮官は口にしていた。
(G大阪担当 下薗昌記)
2018/06/28 16:48