W杯開幕を目前に控え、囲み取材でもW杯絡みの話題は当然ながら増える。昨季から徳島の監督に就任し、日本での生活も約1年半ほど経過したリカルド・ロドリゲス監督。日本人や日本サッカーの特徴も少しずつ把握してきた中で、日本代表について「攻撃的にいくべきだと思います。勝利した強化試合のパラグアイ戦は観えませんでしたが、ガーナ戦を観ました。ガーナ戦の終盤のような戦い方がいいでしょうし、色んなフォーメーションや方法があると思いますが、やはり攻撃的にいくことがいいと思います」と攻撃主体の方向性を勧めた。その理由として「決定力に課題を残していると思いますが、だからこそ攻撃の回数を増やしてチャンス自体を増やしていくべきだと思います」と続け、「勇敢に戦って、試合を支配できるような展開に期待します」とロドリゲス監督らしいエールを送った。
そして、勝ち上がってスペインとの対戦も希望。“どちらを応援しますか?”の問いかけで「うーん…(苦笑)。51%スペイン、49%日本かな」と返答に困らせてしまったが、まずはその第一歩としてグループステージ突破に期待したい。
写真・芥川和久
(徳島担当 柏原敏)
2018/06/14 18:31