
5月以降、6戦負けなしの快進撃を続けているJ2・3位の山口。次節は、岡山と対戦する今季最初の『中国ダービー』だ。
山口の霜田正浩監督は、岡山の長澤徹監督とは旧知の仲。両監督は2001年からFC東京に加わり、それぞれの立場や役職で手腕を発揮した。FC東京時代の二人を知るファン・サポーターにとっても注目の一戦となりそうだ。
霜田監督は「FC東京で長く一緒にやった仲間として、お互いに監督として違うチームを率いて対戦できるというのは非常にうれしい。岡山には(長澤)徹もいるし、(三浦)文丈(ヘッドコーチ)もいるし、戸田(光洋コーチ)もいる。FC東京の連中ばかり」と笑顔を見せる。
岡山との過去の対戦戦績は0勝1分3敗で、昨季までの山口は長澤監督が築き上げた堅守を崩せなかった。「どんなチームでも僕らが崩して点を取りたい。固いディフェンスのチームであればあるほど、崩すところにモチベーションを持って戦いたい」と霜田監督。
今節も情熱的なサッカーを披露して、岡山との中国ダービーでの初勝利を手にしたい。
(山口担当 松原純)
2018/06/08 18:36