開幕直後の2月末の練習で負傷し、右膝外則半月板損傷と診断されて3月に手術を行い入院中だったGK野村政孝が今週退院。9日の練習でグラウンドに姿を見せ、渋谷洋樹監督からも「おお!ノム!」と声をかけられていた。
「ずっと屋内にいたので、やっぱりグラウンドに出てくると気持ちいいです。オペを受けること自体は3回目ですけど、術後3週間は膝を固定していたので、室内で上半身の筋トレをひたすらやって、そのあとリハビリをやりました」
グラウンドではピッチ外周のウォーキングとトレーナーの指導の下で体幹メニューなどに取り組んだが、全体のことも気になる様子で、歩きながらも視線はピッチへ。入院中も、次に対戦する相手チームの映像を見てリスタートの場面など分析、GK陣の練習に役立つようにと感じだことを伝えたりしていたという。
「完全に合流できるまでにはもう少しかかりそうですけど、ここからは自分の頑張りで早くすることもできるので」と前向き。焦らずしっかりと治し、完全合流する日を待ちたい。
写真:井芹貴志
(熊本担当 井芹貴志)
2018/05/09 14:03