28日に行われるJ2第11節・金沢戦が古巣戦となる田中パウロ淳一。「金沢戦となると、特別な気持ちになるのか?」と質問されると、「もちろん(そういった感情は)あるが、ユニフォームが変わっているので、試合になれば特別な感情などはないですよ」と現在は岐阜の一員であることを強調した。
しかし、「アウェイ戦のときに、金沢のスタジアムに入ると『ここでプレーしていたんだな』というような気持ちにかられる」と田中。「試合前と試合後は過去の記憶が蘇る。でも試合中は、(金沢に)勝ちたいという気持ちですから」と古巣への思いと、試合中の心境を語った。
ここ3試合連続でスコアレスドローを演じる岐阜だが、田中は「(チームを)引っ張る存在になりたい」と自身が期待される得点力の発揮を誓い、そして「DF陣が頑張ってくれているので」と3試合連続で無失点に抑えている守備陣をねぎらった。
今季すでに5得点の田中。キャリアハイとなる6ゴール目を目指し、そしてチームを勝利に導くために、気合いは十分。「練習で積み上げてきたことを継続して、勝ちたい」と今節・金沢戦での爆発を期す。
(岐阜担当 岩波陽平)
2018/04/25 10:11