22日、浦和はオズワルド・オリヴェイラ監督就任後初めての練習を行った。といっても、練習の陣頭指揮を執ったのは大槻毅新ヘッドコーチ。メニューにも目新しいものはなく、大槻メニューそのものだった。前日の試合に先発したメンバー以外の練習をつぶさに観察していたオリヴェイラ監督は、多く集ったサポーターに挨拶するなど67歳になった現在も熱い姿を披露していた。
練習前には約30分のミーティングを実施して、選手たちと初対面した新監督。このミーティングについて、武藤雄樹は「これからも分かりやすく伝えてくれると思う。優勝するために、このエンブレムの誇りをもって、沢山の人のために戦う。そういうことを重要視しているんだと思う」と話した。古巣・柏戦を控える武富孝介は「気持ちの熱い人。勝利に飢えている監督だと思う。途中で熱くなったりするのは、ネルシーニョやメンデスとも似ている」と新監督の印象を語っている。
練習後、オリヴェイラ監督は中村修三GMとともに記者会見に出席。冷静な口ぶりながら、途中身振り手振りで熱い言葉を発する場面もあった。
なお、大槻ヘッドコーチの人気は相変わらずで、練習後、多くのサポーターから「大槻さ~ん!」と呼ぶ声や盛大な拍手を受けていた。
写真:田中直希
(浦和担当 田中直希)
2018/04/22 18:38