浦和は25日、大原サッカー場で順天堂大との45分×3本の練習試合を行い、4-4の引き分けに終わった。双方、主力組が顔をそろえた1、2本目は1-1、1-1と、ともに得点をとり合った。得点者は浦和が岩波拓也(9分)、武藤雄樹(54分)、上野夏輝(93分/浦和ユース)、李忠成(101分)。順天堂大は、浮田健誠の2ゴールなどで相手に引けをとらない内容を披露した。
浦和としては、日本代表に3人、U-19日本代表に2人、豪州代表に1人を送り出している状況。それでも、負傷で出遅れていた森脇良太、柴戸海、岩舘直が対外試合に復帰したなどの側面もあった。ただ、1本目はチグハグな面が目立ち、2本目途中からは先日までの激しい練習の影響もあって陣形が間延びした。
1本目、インサイドハーフで出場した武藤は「ポゼッション時のポジショニングを大事にしようということで、その点で(以前に比べて)修正できた部分はあった」とコメント。復帰戦となった森脇は「自分のミスからもやられてしまった。改善しなければいけない。それに、ピッチ内でうまくいかないとき、みんな前向きに物事をとらえてやっていかないといけないと感じた」と反省点を述べた。
明日の練習後、あさってはオフとなり、オフ明けから代表組が合流する予定。リーグ戦未勝利を止めるべく、チーム内で意思統一を図りながら調整を続けることになる。
写真:田中直希
(浦和担当 田中直希)
2018/03/25 17:39