山口にとって今季初のアウェイとなった前節・栃木戦。前半を3-0で折り返し、54分には大﨑淳矢が移籍後初ゴールを決めた。
そのゴールシーンを振り返ると、まず右サイドの小野瀬康介が大きく左にサイドチェンジ。そのボールを受けた大﨑がドリブルで仕掛け、高木大輔との見事なワンツーでペナルティーエリア内へ侵入し、鋭いシュートを決めた。
ゴールをアシストした高木は「淳矢くんはクロスを上げると思っていた。そしたらパスが来たのでどうしようかと思った」と笑いながら、「これまで淳矢くんに攻撃でチャンスを作ってもらっていて、守備でもすごく助けられていた。スーパーゴールが決まってよかった」と歓喜のシーンを振り返る。
今季初ゴールについて大﨑に聞くと、「北関東のチームと対戦すると点を取ることが多いので、今日は取るなと予感していた」と明かした。
事実、徳島の背番号10を背負って戦った昨季は、第15節・水戸戦でシーズン初ゴールを決め、第36節・群馬戦でもゴールを決めている。
次節は北関東2連戦で水戸に乗り込む。水戸は山口同様に3戦負けなしと好調で、両チームともに3試合続けて先制点を奪っている。「どの試合でも先制点はすごく大事。そこは常に狙っている」と大﨑。「北関東キラー」の2試合連続ゴールに期待したい。
写真:松原純
(山口担当 松原純)
2018/03/16 15:42