今季、柏から加わったDF輪湖直樹にとって、今節の甲府戦は特別な一戦となる。なぜなら、甲府を率いる吉田達磨監督が“特別な人”だからである。
「(柏のアカデミー時代に指導を受けて)プロへの道を作ってくれ、(14年、水戸から)レイソルに戻るきっかけを作ってくれ、そして(15年に)J1でのプレー機会をたくさん与えてくれた。そして、僕のいまのサッカー観の形成に、とても大きな影響を与えた人ですし、サッカー選手としてのステップアップをサポートしてくれた人なんです」
そんな大事な恩師と対する今節を、輪湖はどんな気持ちで迎えようとしているのか。
「もちろん、感謝してもし切れない。その気持ちを、成長した姿を見せることで表したいと思っています」
J1昇格争いのライバルチームとのゲーム。背番号22から目を離してはいけない。
(福岡担当 島田徹)
2018/03/15 19:35