望月嶺臣がプロのキャリアにおける最初の節目を迎えようとしている。25日に行われた町田とのJ2開幕戦に先発出場した望月はJ1、J2、J3の通算出場数を49に伸ばし、通算50試合出場まではあと1。3月3日のJ2第2節・福岡戦が節目のゲームとなる可能性が高い。
28日の練習後にその話を振ると、「え? そうなんですか(笑)」と本人はまったく気づいていなかった様子。そして、「全然、意識はしてなかったけど、もっと試合に出られるようにしたい。でも、自分の数字はそんなに気にしていない。それよりチームが勝てるようにしたい」と続ける。
25日のゲームに0-2で敗れた京都は、昨季に続いてホーム・西京極でのシーズン開幕を黒星でスタートさせることになった。ボランチの望月はビルドアップ中心のサッカーにトライする今季のチームのキーマンとなる存在。それだけに、「グラウンド内で自分たちが打開していけるようにならないと。チームがよりいい方向にいくための力になりたい」と、開幕戦で失った勝点を取り戻すことに意識を集中させている。
写真:川瀬太補
(京都担当 川瀬太補)
2018/02/28 15:41