町田にとって、“勝負”のシーズンが始まろうとしている。
今季の開幕にあたり、クラブはシーズン目標を『6位以内』と明確に表明。14年に第2次相馬体制発足以来、明確な順位目標を設定してこなった“相馬ゼルビア”にとっては、それだけ今季にかけるクラブの思いが強いことを象徴している。5年目の指揮を託された相馬直樹監督は言う。
「大きな目標(6位以内)を掲げているのは分かっていること。そこに向かうには、その目標を飛び越えるぐらいのエネルギーを出さないといけない。今季は決して守りに入らず、トライ&エラーをしながら、うまくいかないこともあるかもしれないけれども、目標に向かってクラブも選手もファン・サポーターも手をつないで戦っていきたい。ファン・サポーターの方々には、これから1シーズンよろしくお願いします」
18シーズンの開幕戦の相手は京都。町田がJ2リーグ戦で一度も勝利したことのない相手とのオープニングマッチだが、「目標達成のために覚悟を決めて開幕戦に臨みたい」(FW鈴木孝司)。J1参入プレーオフ進出圏の6位以内を目指す町田は、相当な決意をもって、敵地へと乗り込む。
写真:郡司聡
(町田担当 郡司聡)
2018/02/24 17:01