「(昨季から)監督も変わらず、やることも変わらないので特に不安はない。シーズンは長いので、開幕戦だけが良くても仕方がない。細かい修正ポイントも出てくると思うので、そういうところを修正しながら90分を戦っていきたい」
明治安田J2リーグ開幕を2日後に控えた23日、千葉の主将・DF近藤直也はベテランらしく気負った様子なく、東京V戦に向けた心境を語った。
昨季、天皇杯を含めて1勝1分1敗だった対戦成績を踏まえつつ、「東京Vも前(線)に強力な外国人選手がいるので、スペースを与えると、そこを使われる。去年もそういう場面はあったし、攻めているときのリスク管理を意識したい」とカウンターを警戒。ハイライン・ハイプレスの肝となるラインコントロールについては「バランスを見ながらメリハリをつけていきたい」と話した。
システム上はワンボランチ同士の[4-3-3]のミラーゲームが予想されるが、「普通、ミラーゲームだったら、全部ハマりそうだけど、中盤が三角形だからハマらない。ここだけハマらないから、守備の時どうするか」と、同日行われた囲み会見でフアン・エスナイデル監督も同様に挙げていた中盤の攻防がカギを握ると展望。その上で守備時に後手に回った場合の一手の用意があるとしつつも、「あとは監督がゲームの流れを読んで指示が出てくると思う」と指揮官への信頼を口にしていた。
(千葉担当 大林洋平)
2018/02/23 20:28