19日、柏は翌日に控えるACLグループステージ第2節・天津権健戦に向けた公式練習と公式会見に臨んだ。
15時からスタートした公式練習は冒頭15分のみ公開し、残りの45分ほどは非公開で調整。その後の公式会見には下平隆宏監督と伊東純也が登場し、それぞれが明日の試合に向けて意気込みを語った。
「2戦目ということで(グループステージを)突破するためには負けられない一戦だと思っている。相手は非常にタレントがそろっているし、特に外国籍の前線の選手は素晴らしいクオリティーを持っている選手がそろっていて、チームとしてのクオリティーも高いチームだと思う。われわれも引けを取らないように、ホームだし、しっかり勝って予選リーグを突破できるようにやっていきたい」(下平隆宏監督)
「アウェイで初戦は悔しい負け方をしたので、ホームではしっかり自分たちのサッカーをして勝ちたいと思う」(伊東純也)
また、指揮官は2点差をひっくり返されての逆転負けを喫した前節・全北現代戦の反省からメンタル面の大切さを強調。「前回の全北戦は前半に2点先制した中でひっくり返されるという本当に悔しい敗戦だった。その中でもちろん戦術的な部分も必要だと思うけど、ACLの戦いの中では精神面というか、メンタルの部分もすごく大きく勝負に左右するのかなという印象を受けた。もちろん戦術的なところ、サッカーの部分でも勝負をしたいけど、前回の敗戦をしっかり今回のゲームに生かして、メンタルのところを、ホームで絶対に負けられないという気持ちを前面に出して戦っていければと思う」と語った。
開幕から2連敗となればグループステージ突破に向けて早くも黄色信号が灯ってしまうだけに、今節・天津権健は必勝が求められる一戦となる。
(柏担当 須賀大輔)
2018/02/19 17:35