FW田川亨介が地元の快挙を喜んだ。
先日までモンゴルで行われていたAFC・U-19選手権2018に参加していた田川。3試合すべてに出場し、そのうち2試合で先発。3得点を挙げる活躍を見せ、来年の10月に開催されるAFC U-19選手権2018の出場権獲得に貢献した。
しかし、田川に振り返りを聞いてみると、一番に口を突いたのはモンゴルの極寒。昼間でも氷点下2ケタを記録する厳しい環境にはさすがの田川も驚いたようで「空気が冷た過ぎて息ができなかった。あんな難しい環境の中で試合することも人生の中でもなかなかないと思うので、良い経験になった」と振り返った。
それでも、積雪の中でも2戦目のU-18代表戦は「楽しかった」そうで、その理由については「雪でボールが走らないから、とりあえず蹴って俺が行くみたいな感じだった(から)」と笑顔で話していた。
また、長崎県出身の田川は地元・長崎のJ1昇格についても喜んでいた。「めっちゃ応援していたんですよ。結構、うれしかったです」と、地元にJ1クラブが誕生したことは大きな喜びだったようだ。田川自身、実家が諫早市にあり、長崎のホームスタジアムであるトランスコスモススタジアム長崎も近い。それだけに喜びもひとしおな様子だった。
「地元にJ1のクラブができたというのがうれしいですね。終わるときは地元で終わりたいと思っているので(笑)」と遠い未来のことについても言及した田川だが、まずは鳥栖でより結果を残していくことに集中する。
(鳥栖担当 杉山文宣)
2017/11/16 07:00