東京Vの安在和樹と、今節の相手・京都の吉野恭平は、東京V育成組織時代からの同期。U-21など、同じタイミングで世代別代表に選出されたこともある間柄だ。「対戦するとしたら2回目。ポジション的にマッチアップしないだろうし(安在は左SB、吉野はCBが多い)、ぶつかり合うこともないだろうけど、試合ができるのは楽しみ」と、安在は前半戦以来の同期対決に向けて展望を語っている。
「(吉野は)キャプテンやるタイプじゃなかったのにな…」と笑いながら、「信頼されている証拠だと思う」と主将を務める「トモダチ」(安在)についてコメントを残した安在。
彼らの同期には、中島翔哉(ポルティモネンセ)、前田直輝(横浜FM)、楠美圭史(FC今治)、ポープ・ウィリアム(川崎F)、宮地元貴(松本)などがいる。今季、ポルトガルのクラブへ移籍した中島が、その直前に前田と対戦してユニフォーム交換を行うなど、何かと話題に上る94年組だ。「みんなで頑張っていけたら」と安在。いまは各チームに散らばる彼らを思い浮かべながら、ここで実現する再会戦に思いを馳せた。
(東京V担当 田中直希)
2017/11/10 12:10